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道路の緩いカーブでの事故を減らすカーブミラー

下記出願特許を製品化していただく方を募集します。

【出願番号】特開2015-90902
(出願日 2015.4.28)
【公開番号】特開2016-205064
【出願人】合同会社KSエンジニアリング

【要約】
【課題】 道路において、特に緩やかなカーブに設置する、従来の1枚の反射鏡からなるカーブミラーでは、反射鏡の見かけの幅が実幅に比べて非常に狭くなり、視認性が悪化して安全性に不満があった。
【解決手段】 この問題を解決するために、第1の反射鏡と第2の反射鏡を非平行になるように対向させ、第1の反射鏡は、第1道路との交差角が45度以上90度以下になるように設置し、第2の反射鏡は、第2道路との交差角が45度以上90度以下になるように設置し、映像を2段に反射させて、反射鏡の見かけの幅が広くなるようにして安全性を向上した。

図2        図4
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点滴中の患者さんの負担を減らす装置

下記出願特許を製品化していただく方を募集します。

【出願番号】
特願2016-25314,特願2016-40520
(優先出願日 2015.3.25)
【公開番号】
特開2016-182327、特開2016-182329
【出願人】末藤和孝

【要約】
【課題】 輸液バッグに圧力等を加えて点滴を行う装置において、ポンプやガスボンベを用いる場合のように、故障や電池切れあるいはガス欠などにより過大な圧力が発生したり輸液が停止したりすることなく、安定して輸液を継続し、携帯にも便利な点滴装置を提供する。
【解決手段】 加圧筒(1)内にベローズ(6)を内蔵し、荷重印加手段である錘(10)または渦巻バネを利用した巻上装置(35)の力によりベローズ(6)を縮ませ、内部圧力を高める。この圧力を密閉容器(2)又は膨張バッグ(23)に導入し、圧力または膨張力により常に適正な力で安定して輸液バッグ(11)を圧迫し、中の薬液を吐出する。

図2        図7%e7%89%b9%e9%96%8b2016-182329%e5%9b%b3

モータとインバータの出力選定

インダクションモータで機械を駆動する場合、定格回転速度が低い場合でも、変速機を使わず、インバータで駆動して、モータ自体を低速運転することも多くなってきました。必要な回転速度と出力がわかっている場合、どんな出力のモータとインバータを選定すればよいか、一目でわかる資料があまり見当たらないので、早見表を作ってみました。

モータを低速で運転する場合、その運転出力よりも大きい定格出力のモータを選定する必要があります。下の早見表で、必要な回転速度の行を横にたどると、モータ極数ごとの運転出力に対する倍率がわかります。たとえば、60Hz定格で1000min-1の場合、≧900min-1の行を見ます。2極モータなら4倍、4極モータなら2倍、6極モータなら1.33倍すればよいことがわかります。

そうして求まった出力より大きい定格のモータやインバータを使うようにします。表の下の選定例を参考にしてください。何極モータとインバータの組み合わせを使うかは、コストやサイズを考慮して決めるとよいと思います。

モータとインバータの出力

エアコン暖房の風量と省エネ

エアコン暖房の時、風量を弱にした方が省エネになると思っていませんか? 実は逆なのです。その仕組みはこうです。

 エアコン暖房の風量と省エネ

エアコンにはコンプレッサが使われています。エアコン室内機の風量を強にするとコンプレッサの出口ガス温度や圧力は下がり、風量を弱にするとコンプレッサの出口ガス温度や圧力は上がるのです。そして、コンプレッサの電気消費量は、出口圧力や入口圧力が高いほど多くなるのです。特に出口圧力の上昇は敏感に消費電力の増加につながります。

暖房時のエアコン風量は強の方が省エネになることはわかりましたが、寒い風が出てくるのでは不快なので、快適さと省エネ性をうまく使い分けるのがコツです。風量オートの設定は快適さと省エネのバランスを考えた設定だと思うので、とりあえずこの設定で使うのも良いと思います。

では冷房の時はどうか。やはり室内機の風量は強の方が省エネになるのですが、その仕組みはちょっと複雑です。またの機会にお話ししましょう。

ねじの締め付けトルクグラフ

ねじの締め付けトルク

機械には組み立てのためにねじが付き物です。ねじの呼び径と標準締め付けトルクの表は資料に出ていますが、そこに一定の関係があるのかどうか調べてみました。そうすると、両対数グラフに表わすときれいな直線に乗っていることがわかりました。わずかな凸凹はありますが、グラフに表示した関係式で表せます。xは呼び径で、yは締め付けトルクです。参考にしてください。

春の到来

庭の梅

だんだんと寒さもゆるみ、暖かさが増していく季節になりました。これからいろいろな花が次々に咲いていくことでしょうが、我が家の庭に1本だけある梅も今が盛りと咲き誇っています。これを見ていると心も安らぎ、仕事への意欲も湧いてきます。あとは皆様からの仕事の依頼をお待ちするのみです。

スクロールコンプレッサ

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スクロールコンプレッサは約100年前に発明され、30年ほど前に初めて製品化された、古くて新しいタイプのコンプレッサです。図のような円盤に蚊取り線香のような渦巻き状の壁が立っているラップと呼ぶ部品を2つ向かい合わせて組み合わせ、一方を片側へいっぱいに寄せ、回転させないで旋回運動させると、外周から気体を吸い込み、中心側へ移動させて体積を小さくし、圧縮する方式です。このコンプレッサは静かで振動が少ないのが特徴です。空調機や空気圧縮機に使用されています。